2014-06-11 是誰庵日記>人格障害 雑談 医療・病気 1 月から 6 月まで吹き荒れた、小保方スタップ問題(そろそろ 決着がつきそうですね)。 インターネット上の意見・議論を読むと、人それぞれの立場によって、 彼女への評価が著しく変わるようです・・・難病の人なら、論文の瑕疵 などどうでもよく、スタップ細胞があるか、ないかだけが問題。特許に 価値を置く人は、小保方さんがマスコミに迫られて、不用意に作製過程を 披露するのが心配・・・とか色々。私自身は、ライフワークである仏教書 の翻訳をするときに、仏教界の泰斗の文献をコピペしたい誘惑に駆られ るのを、かろうじて自制している関係からか、彼女のコピペ人生に 嫌悪感を感じる。 そしてインターネットで噂されているのが、彼女は人格障害ではないか、 という事。私は彼女と直接話をした事がないので何ともいえないが、 私は、私のこれまでの人生の中で、何人かの人格障害者と思しき人 に出会っている。彼、彼女たちは精神障害者ではないので、普通の 社会生活を送れるし、現に送っています。しかし、言動に微妙に <毒>または<ズレ>があり、真面目に付き合っていると、なんだか こっちの身心の具合が悪くなってくるのである。 健常者との差が<微妙>なため、他人に愚痴を言っても「あの人は いい人よ。あなたの考えすぎ」とか言われてしまうので、こちらの 方が、問題を一人で抱え込んでしまいがちなのが、却って恐い。 私は最近、人を(平気で)傷つけるタイプの人間に出会ったら <人格障害者ではないか?>と、一度は疑うようにしている。 その人が心の病気であれば、当方もそれなりに対処できるから である、同情も含めて・・・。 勿論、四次元世界に生きている人間で、完璧な人はいないから、 人格障害者を上から目線で批判し馬鹿にするのは、五十歩百歩であり 誉められた態度ではないけれど、五十歩百歩である分、他人の振り 見てわが振り直せ、でもある(昔の人はいいこと言うね)。 近い親戚に人格障害者と思われる人がいるが、最近、彼女との対話が 成立しない理由が分かって、上手に距離をとる事によって、却って 彼女に親切にできるようになった(自分一人の夢の中にいるので 対話が一方的。小保方さんもこの傾向があったと、高校時代の友人が 証言している)。 小保方問題から、また一つ学んだようである(小保方さんが人格障 害者だと断定しているのではないので、誤解なきようにお願いします)。