南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

是誰庵日記>人格障害

1 月から 6 月まで吹き荒れた、小保方スタップ問題(そろそろ

決着がつきそうですね)。

インターネット上の意見・議論を読むと、人それぞれの立場によって、

彼女への評価が著しく変わるようです・・・難病の人なら、論文の瑕疵

などどうでもよく、スタップ細胞があるか、ないかだけが問題。特許に

価値を置く人は、小保方さんがマスコミに迫られて、不用意に作製過程を

披露するのが心配・・・とか色々。私自身は、ライフワークである仏教書

の翻訳をするときに、仏教界の泰斗の文献をコピペしたい誘惑に駆られ

るのを、かろうじて自制している関係からか、彼女のコピペ人生に

嫌悪感を感じる。

そしてインターネットで噂されているのが、彼女は人格障害ではないか、

という事。私は彼女と直接話をした事がないので何ともいえないが、

私は、私のこれまでの人生の中で、何人かの人格障害者と思しき人

に出会っている。彼、彼女たちは精神障害者ではないので、普通の

社会生活を送れるし、現に送っています。しかし、言動に微妙に

<毒>または<ズレ>があり、真面目に付き合っていると、なんだか

こっちの身心の具合が悪くなってくるのである。

健常者との差が<微妙>なため、他人に愚痴を言っても「あの人は

いい人よ。あなたの考えすぎ」とか言われてしまうので、こちらの

方が、問題を一人で抱え込んでしまいがちなのが、却って恐い。

私は最近、人を(平気で)傷つけるタイプの人間に出会ったら

人格障害ではないか?>と、一度は疑うようにしている。

その人が心の病気であれば、当方もそれなりに対処できるから

である、同情も含めて・・・。

勿論、四次元世界に生きている人間で、完璧な人はいないから、

人格障害者を上から目線で批判し馬鹿にするのは、五十歩百歩であり

誉められた態度ではないけれど、五十歩百歩である分、他人の振り

見てわが振り直せ、でもある(昔の人はいいこと言うね)。

近い親戚に人格障害者と思われる人がいるが、最近、彼女との対話が

成立しない理由が分かって、上手に距離をとる事によって、却って

彼女に親切にできるようになった(自分一人の夢の中にいるので

対話が一方的。小保方さんもこの傾向があったと、高校時代の友人が

証言している)。

小保方問題から、また一つ学んだようである(小保方さんが人格障

害者だと断定しているのではないので、誤解なきようにお願いします)。