南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳『親知実見』#13-1

<#13>シリーズは、中国語原文<P 35~P60>までの、脚注の翻訳です。

<注33>=これは、vipassanāの基礎となるジャーナ(vipassanāpādakajjhāna)と呼ばれる。脚注289を参照の事。多くの經文では、以下の様に言う。

例えば、仏陀は《沙門果経》(Sāmaññaphala Sutta)の中において、比庫について、四種類のジャーナを育成した後(の事柄について説明した後)、続いて以下の様に言う:

「彼の心がこの様に

定(samāhite citta)、

清浄(parisuddee)、

明浄(pariyodāte)、

無穢(anaṅgaṇe)、

離諸汚垢(vigatūpakkilese)、

柔軟(mudubhūte)、

作業に適合して(kammaniye)、

住と立において不動である時

(ṭhite āneñjappatte)、

その心を導いて、智見に向かわせる

(ñāṇa-dassanāya cittaṃ abhinīharati abhininnāmeti)。」(D. 1.234)。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>