南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳『親知実見』#29-17

如何にして四護衛禅を修習するか

慈心の修習、仏随念、不浄の修習及び、死随念という、この四種類の禅修の業処は、「四護衛禅」または「四護衛業処」という。

それらは、禅修行者を、種々の危険から守ってくれるが故に、更に一歩進んで観禅(vipassanā)の修習に入る前に、それらを学習し、修習するに値するものである。

慈心の修習については、すでに説明をしたので、ここでは、残りの三種類の護衛禅について説明する。

まずは、仏随念から始める。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>