如何にして四護衛禅を修習するか
慈心の修習、仏随念、不浄の修習及び、死随念という、この四種類の禅修の業処は、「四護衛禅」または「四護衛業処」という。
それらは、禅修行者を、種々の危険から守ってくれるが故に、更に一歩進んで観禅(vipassanā)の修習に入る前に、それらを学習し、修習するに値するものである。
慈心の修習については、すでに説明をしたので、ここでは、残りの三種類の護衛禅について説明する。
まずは、仏随念から始める。
<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>