すべての善心(善業)、不善心(不善業)は、ひとたび為されると、生命の相続流の中において、一種の潜在的エネルギーとなるが、それを業力と呼ぶ。
ひとたび因縁が熟すると、業力は、それ自身の果報を生じる。それはちょうど、地面の上にばらまいた種が、因と縁(十分な太陽、肥沃な土地、雨水)の熟すことにより、発芽し、成長するのと同じ様に、ひとたび時機が熟すると、業力は果報を生じ、それは果報心となる。
(3-60につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>