4、悦具智不相応有行一心:
業報に関する智慧がない。しかし、友人に励まされて、非常に喜んで、被災者に対して、布施をし、支援をする。
先に説明したが、一つひとつの善心と不善心は、みな、相応の果報を生じる。
善業をなす時、もし、因縁果報の智慧がないならば、それが善心であっても、生じる果報は、智とは不相応、ということになる。
智不相応の果報心は、因縁が具備され、効力を発揮する様になった時、その当該の時期に、(その様に)生まれ変わるべく、その様な結生識を生じる事になる。
(3-73につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>