Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

般若の独り言~落ち着けサヤレー

私はこれまで、WEB上で、

「おちつけ!俺」  という文章表現を見て、それをあまり好ましいとは、思いませんでした。

(理由はよく分かりませんが、<俺>が、<俺様> を連想させるからかも知れません)

ところが、先日、まさに

「落ち着け!サヤレー」 の事態に。

充電器が故障して、携帯電話が使えなくなったのです。

近所の、PC や IT に詳しい若者に調べて貰うと、充電器のケーブルが断線している事が分かりました。

近所のホームセンターに行ってみましたが、Cタイプケーブルは、欠品との事。

急ぎアマ○ンに注文しましたが、これがなぜか、到着予定日を過ぎても、物が届かない。

ここで、私は

「落ち着け!サヤレー」

が、結構効くなぁ、と思う様に(笑)。

携帯電話が 3、4日使えなくても、命に係わる訳もなし。

最新ニュースは見たいけれど、他国の戦争、コロナの死者数を速報で見たからといって、私が問題を解決できるわけでもない(それに、PCは、使えているし)。

Line が使えないのは、残念ではあるものの、息子も知人も、そうしょっちゅう Line してくるわけもない(自分が勝手に、他人から Line が来るのを、期待しているだけ)。

今のところ、自分から、Line 発出しなければ困る様な、特殊な話題もない。

長男一家は、ハノイにいて、元気なのは分かっている。

次男と連絡取れなくても、大丈夫。

彼なら年末、

「お~!帰ったよ!」「連絡できなかったけど、メシある?」と涼しい顔で帰ってくるに違いない。

何しろ、10年間、世界放浪の旅をして、ある日突然、日本に帰ってきた猛者だから。

 

どうしても連絡がつかないと困る相手には、そうだ!

葉書を出して、現状、お知らせしておけばよい。

 

そうだ!原点に戻ろう!

過去には、自宅に黒電話さえなかった時代があったし、少なくとも、徒歩圏内に、公衆電話(病院内)も郵便局も、あるではないか!

 

サヤレー、yoniso-manasikāra で、何とか、落ち着きを取り戻しました(人は一度手に入れたものを失うと、非常に狼狽する。その典型でしたーーお粗末)

 

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/

Paññādhika Sayalay 般若精舎>