南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

年寄りの憂鬱

先日、目が覚めてベッドから降りようとしたら、何だか気持ちが重い。                               やはり、一人暮らしに加え、11月・12月は日照時間も短く、曇天が多いので、若者でも気が滅入るのに、老人では尚更、憂鬱な気分になりやすい。                        老人が、自分の気持ちを引き立てるのに、<若者の様に元気に!>なんてのは嘘くさくて、効果がない。               私は、パオ森林僧院で教わった<死随念>に取り組もうと思います。                 私の死随念は、自分なりにアレンジして、以下の通り:              【私はすでに年老いて、残りの人生は長くない。今よく禅定の修行をして、天界を思い、来世は希望の場所に行けます様に(引き続き修行ができます様に)】                         これを近行定(理想は初禅〜第四禅)に入って自分の心に言い聞かせ、かつ、観想するのですが………さて、効果のほどは如何に?