翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(34ー8)(私家版)
今(説明しているの)は色である。この場合、眼識が生起する。。… 眼識の作用は見る(見える)である。。 この後、この心は滅し去る。。。 眼識はただ見る(見える)だけで、対象が何の色彩であるか、どの様な形状であるか、までは全く知り得ない。。。。。。。 我々は、こう問うかも知れない: 眼識がただ見るだけで、それが何であるかを知らないならば、何故、私を見てすぐ(貴方方は)私が△△サヤレーであることが分かるのか?と。。。。。。 それは、心の生・滅が非常に早い故に、(心の)相続密集を看破することが出来ない為である。その為、貴方方は、一瞬にして、見た対象が何であるかを、判断してしまう。。。 本当は、貴方が私を一目見て、私が△△サヤレーであると知った時には、すでに千々万々の意門心路過程が流れ去っているのである。