仏陀は、菩薩道を修する時、浄居天と阿鼻地獄以外、その他の界は全て、出生した事がある。もし、菩薩が浄居天に行ったならば、必ずそこで般涅槃しなければならない為、人間界で仏陀になる事が出来なくなる。浄居天には凡夫はおらず、ソータパナもサターガーミもいない。サターガーミとは、欲界にもう一度だけ来る所の存在である。。。。 無想有情天は第四禅に属する。ここの衆生は色法しかなく、心法はない。。。。 彼らは、未だこの界に来る前、心は諸々の煩悩が生じる原因である、心がなければ、心的反応もなくなると考え、心のない、色法だけの所に生まれたいと希望する傾向がある。これが無想有情天である。