南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(49ー3)(私家版)

盲目等の先天性疾患を擁する人類:所謂盲目等の先天性疾患の「等」は、先天性聾唖、身体障害、知的障害、発達障害及び性的中性等のLGBTQ(性的マイノリティー)の人を指す。。。               諸々の論師は、「先天性盲目」は熟した業が、幸福度の少ないものの故、結果(それが誘発する所の)眼根が発達しないタイプの結生心が原因である、と言う。。。。               上記の説明には、胎内において意外な事故が発生したり、又、有る種の病気が発生して、結果、出生時に既に盲目であった者は含まれない。というのも、この種の盲目は、結生心2因(八大果報心の中の智不相応者)と3因(八大果報心の中の智相応者)の人間にも発生するが故に。。。     先天性聾唖等も又、その原則は同様である。。。                  一切の先天性障害を擁する人(と四悪道の衆生)の、彼らの結生心は、必ずや、無因である。