Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(59ー17)(私家版)

しかし、アナーガミは浄居天に生まれる事がてきる。。。。              聞く所によると、この5界に生まれるかどうかを決めるのは、彼らの比較的顕著な根に関係する。。。。。。。。                       信根が最強のアナーガミは、無煩天に生まれる。精進根が最強のアナーガミは、無熱天に生まれる。念根が最強のアナーガミは善現天に生まれる。定根が最強のアナーガミは善見天に生まれる。慧根が最強のアナーガミは色究極天に生まれる。。。。。。          アナーガミだけが浄居天に生まれる事ができるのではあるが、しかし、アナーガミは、必ずしも必ず浄居天に生まれなければならない、という訳ではない。。。。。。。                この一世において、既にアナーガミを証した人は、浄居天に生まれない事を選択する事もできる。。。。             例えば、大梵天王(の様に)。。。         仏陀は成道の時に以下の様に言った:   「私の法は非常に奥深く理解し難い。世間の人は理解することが出来ない。」   故に、仏陀は、弘法するつもりはなかったのである。。。                  しかし、大梵天王(彼は三果…ママ…阿羅漢である。本来ならば浄居天に生まれることが出来たが、しかし、彼は初禅天に生まれる事を選択した。)は、初禅天から降りてきて、仏陀衆生の為に説法してくれる様に頼んだのである。