ボンシンサン(ソーターパンナ)について
現今、熱心に修行している仏教者の中で、【今世ではせめて初果聖者ソーターパンナ(預流果/入流者)になりたい】という希望を述べる人がいます。。。。。。 初果聖者ソーターパンナ (小ソーターパンナ含む) になれば、これより以降、四悪趣に行く事はないので、来世も引き続き、涅槃に向けて、安心して修行する事ができる、と言う訳です。。。。。。。。。。 今、『覚悟資糧』(レディ・サヤドー著)を読んでいますと、ソーターパンナには、巷に言われている概念より、更に細かく定義されているものがあり、それは Burma語で bon−sin−san(ボン・シン・サン) と言うそうです。以下、『覚悟資糧』P75 から、引用して紹介します。。。。。。 【ボン・シン・サンとは、非常に多くの回数、高次元の生命として転生を繰り返した後、最後に、解脱して阿羅漢になる所の、預流果(入流者、sotāpanna)の事である。。。 1.欲地で入流者になり、更に高度な欲界か又は色界に住む。その期間中に、不来道果を証して、色界の五浄居天において阿羅漢道果を成就する。。。。。。。。 2.欲界で入流者、一来者、不来者になり、その後に五浄居天において阿羅漢を証得する。この二種の存在に関する解説は、これまで言われてきた、極七回入流者、家家入流者、一種子入流者とも異なるのである。云々】………………………………………………………………Paññādhika Sayalay (般若精舎)