Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵日記>淡交

韓国に、すでに亡くなられましたが、有名な高僧、法頂和尚さんがおられました。彼は住職をしていたお寺の敷地問題に巻き込まれて人間界に嫌気がさし、役職を辞退して山の中の庵に避難。ところが彼を慕ってしょっちゅう人が訪ねてくるので、またまた山奥へと避難。何度かそうしている内に山のどんづまりまで来て、川で水をくむような生活をしていたようです(彼の著書から)。

高僧を気取るわけではありませんが、私もなんだか人間界が面倒くさい。何かしてあげたから、お返しが欲しいと思っている訳ではないけれど、小さな親切が大きなお世話になったり、親切が当たり前になって、当然のような顔をされたり・・・。仏陀も、お弟子さんたちが喧嘩するのを見て嫌気がさし、洞窟に籠ったそうですから、仏教の修行している人間なら、なんでも受け入れろ、でもなさそうですね・・・^^;

気心の知れた幼馴染、40年来の親友、いつも和顔愛語の人(尊敬できる年配者)など、今現在、気持ちよく付き合える人以外はフェードアウト、私ももっと山の中に逃げるかなぁ??!!(我が家の後ろはもう山で後は道もないので、これより奥には逃げられないけど・・・幸い我が家の立地は、人がほとんど登ってこない棚田の上なので、助かります)。

追補:まぁ、相手ばかりが悪い訳ではなくて、私も悪女の深情け的な所があるから・・・、もう少し淡泊に行きます、所謂、淡交ね。