Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳『親知実見』#8-6

仏陀がここで言う所の世間法とは、五蘊を指し、又それはすなわち、苦聖諦と苦集聖諦(の事)である。

例えば仏陀は《大念処經》(Mahāsatipaṭṭhāna Sutta)において、以下の様に言う:

「比庫たちよ。

所謂 『簡潔に言えば:五取蘊とはすなわち、苦である』

という事はどういう事であるか?それは:

[1]色取蘊(rūpupādānakkhandho)、

[2]受取蘊(vedanupādānakkhandho)、

[3]想取蘊(saññupādānakkhandho)、

[4]行取蘊(saṅkhārupādānakkhandho)、

[5]識取蘊(viññāṇupādānakkhandho)。

(の事である)。」

(D.2.399;M . 1.132 )

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>