翻訳『親知実見』#8-7
仏陀は《蘊経》(Khandha Sutta)の中において、一つ一つの蘊を11種類に分類した;<注18>
「比庫たちよ、
五取蘊(pañcupādānakkhandhā)とは何であるか?
比庫たちよ、
すべて色(rūpam)、以下のものすべてが、有漏(sāsavaṃ)であり、執取(執着、以下同様)出来るもの(upādā niyaṃ)であり、これを色取蘊と言う。
[1-3]過去、未来、現在(atītānātapaccuppanaṃ)
[4-5]内、外(ajjhattaṃ vā bahiddhā vā)
[6-7]粗い、微細(oḷārikaṃ vā sukumaṃ vā)
[8-9]劣等、優秀(hīnaṃ vā paṇītaṃ vā)
[10-11]遠い、近い(yaṃ dūre santike vā)
如何なる識もまた、過去のもの、未来、現在、内、外、粗い、微細、劣等、優秀、遠い、近いに関わらず、すべて有漏であり、執取出来るものであり、これを識取蘊と言う。
比庫たちよ、これらを五取蘊と言うのである。」
(S . 3.48)。。