南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

般若の独り言~山を越えて

『親知実見』(パオ・セヤドー著)の翻訳、あと残す所、40ページほどになりました。

私の健康と、PCに大きなダメージがない限り、今月末までに、翻訳は終わりそうです。

大きな山を越えて、安堵しています・・・

私はいまだ、Windows7 を使っていて、何やら、色々警告が出るので、非常に不便。

Windows10 は購入済なので、次の翻訳は、10で・・・と思っています。

エッ、まだ翻訳するの?

はい、やります(笑)

今はコロナで、どこにも行けませんし、アビダンマのとても良い解説書が手に入りましたので。

『親知実見』翻訳の終盤を迎え、ゴータマ仏陀の教えた仏法・・・止観の全容が分かる様になってきました。

今日は、『親知実見』の、〈四念処〉の部分を翻訳したのですが、40年前、タイの森林僧院を訪ねて、安般念の修行を始めた時、夜の座禅堂で、パーリ語で誦えられる 〈四念処〉を聞いて、なぜか涙がぽろぽろぽろぽろ、零れた事を思い出しました。

とても懐かしく感じる、あっ、このパーリ語知っている、という感じ、デジャブですね・・・それから、日本に生まれて、原始仏教に出会うのが随分と遅れてしまった、という悔しさ、ですね。

『親知実見』は、『如実知見』の言い足りない部分を、完膚なきまでに補足した、とても充実した良書です。

今後、<菩提樹文庫>の管理人様に校閲をして頂き、図表の入った完成版を、<菩提樹文庫>にて、PDFでUPしますので、その時は、是非ご活用下さい。

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>