Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(4-41)(私家版)

1、尋(vitakka)

特徴は、心をして目標に投入せしめる事。

たとえば、安般念を観じている時、尋は、すべての、相応する心所をまとめて、目標に投入する。

作用は、全面的に目標に衝撃する事。

現起(現象)は、心をして目標に向かわせる事。

八正道の中の「正思惟」は、すなわち、尋心所である。

(4-42につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>