南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(4-21)(私家版)

思の現起(現象)は、相応の名法を、目標に向けて行動する様、指導し、組織し、促す事である。

所謂相応の名法とは、すなわち、心と心所の事である。

名法にはそれぞれに、特別な作用があって、「思」はまさに軍の様で、これらの名法を、組織して、その後に、それらをして、目標に向かわせ、かつ、目標に対して行動する様にせしめるのである。

(4-22につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>