南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(45ー1)(私家版)

■死亡の相                   人が臨時雄を迎えた時、過去のある一個の業が熟して、次の一世(一生。以下同様)の生まれ変わりを齎す。。。          故に、何らかの目標が、彼の最後の一個の心路過程に顕現する。。。          この目標は、3種類に分類する事ができる。それぞれ:業、業相、趣相である。。。                  病院の終末医療に携わる人は、人の臨時において、よく不思議な現象に出くわす。死に行く人が、よい相を見る時、微笑する。好ましくない相を見る時、大声で叫んだりする。。。                  故に、死に行く人の顔色や表情を観察すると、その人がどこに往生するか、だいたいの事は分かる。