Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(61ー3)(私家版)

結生識が、31界のどの界において生じるかは、過去の業に基づくのである。。     この例では、過去にお花を供養した業により、その事によって(その様な)結生識が生じたのである。。。             お花を供養した結果としての業は、(その性質上)色界に生まれる事はなく、また無色界に生まれる事はもない。。。        ただ、因は善業であが故に、四悪道に生まれる事もない。。。             故に(この場合の)結生識は、欲界の人道または6天界の内の一つに生まれる事になる。。。                 即刻、引き続いて、16個の有分識が生起し、次に、この一生の内における一番目の意門心路過程が生起する。生命流は、この様にして、結生識の流れが最後の一個の死亡識まで続くのである。