Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(41ー12)(私家版)

5、6個の意門心路過程が過ぎた後、もし、味に対して反応を開始したならば、瞋恚心が生起する。この「憂具瞋恚相応無行一心」は、7個の速行心の中において、7回生・滅する。初めに生起するのは「悦具邪見相応無行一心」である。というのも、味が未だ明確ではない為、この心は非常に弱く、業力もまた重いという事はない。しかし、今、味が明確になって来て、それをあなたが嫌うならば、排斥の反応が生起して、その結果、瞋根心が生起する。「憂具瞋恚相応無行一心」は、意門心路過程の中の、7個の速行心識において、7回、刹那生・滅する。もしあなたが、長時間、この味を嫌うならば、瞋根心は不断に生起し続ける……生・滅、生・滅、生・滅して、一つの瞬きでもって10万億個になる。あなたが味を排斥する時間が長い程、ますます多くの瞋根心が生起する。前に述べた通り、一番目の速行心は「現生受業」を生じせしめ、7番目の速行心は「次生受業」を生じせしめる。もしあなたが長く貪または瞋の中に耽溺するならば、一つ一つの心は皆業力を生じせしめる。