緬甸(ビルマ/ミャンマー)に、相思相愛の夫婦がいた。夫は死後、妻に執着する余りその家の犬に生まれた。。。。 妻は犬は夫の生まれ変わりとは知らないでいたが、過去世の縁で、妻はこの犬を非常に可愛がり、外出時も一緒に連れて出た。。。 多くの村人が、余りに犬と仲のよい妻をからかったので、妻は怒って犬を殺してしまった。。。 殺生してはならない。。。 知らないで無知のまま、己の眷属を殺す様な事が発生するが故に。。。 一番目の意門心路過程から始まり、心流は、不断に結生識から死亡識へと流れ続ける。そして、死亡識から再び新しい結生識へと流れる。。。 それは、車輪が次々と回転していくが如くである。