Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』4-2

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 輪廻の過程において、この一生の生死から、次の生の生死まで、その過程は、常に無間縁であると言える。 輪廻の過程を見てみよう。 この一生において、我々は、非常に多くの善業を実践した: 布施、持戒、聞経、功…

FDC資料「37道品ハンドブック」5-10 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「一人の修行者は、『精進根』をどこにおいて、探せばよいであろうか? 『正勤』の四種類の構成要素において、探すべきである。(《相応部…

FDC資料「37道品ハンドブック」5-9 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「世間禅定の基礎ーー戒清浄」は「活命戒」(八関斎戒)を言う。 この種の戒・律は、一人の修行者を、今生において、「世間禅定」を証得せ…

般若の独り言~坊ガツルまで

題は「坊ガツルまで」ですが、実際は、坊ガツルの入口まで・・・です(笑) 朝起きて、「37道品ハンドブック」の翻訳を済ませて、さて、登山に。 目的地は<坊ガツル湿原> 九時に車を出して、到着したのが10時。 いや~、もうすでに、暑い。 私の住居地は寒…

FDC資料「37道品ハンドブック」5-8 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「仏陀に対して、絶対的な浄信を具備する」(《中部》第9《正見経》) パーリ経典の中で、この部分にある、aveccapasādaは、「不動揺なる信…

FDC資料「37道品ハンドブック」5-7 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 一人の修行者は、どこに向かって『信根』を探すべきか? 『ソータパナ果』の四種類の構成要素において、探すべきである。(《相応部》大品…

FDC資料「37道品ハンドブック」5-6 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「定根」と「慧根」は、界定に相当する(原文不明瞭につき、意訳)。 「四念処」の修行の対象において、たとえば、呼気・吸気に安住する時…

FDC資料「37道品ハンドブック」5-5 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「業処」の修行において、「身精進」と「心精進」を具備する修行者だけが、迅速なる精進を得ることができる。 「身念住」に安住するその刹…

FDC資料「37道品ハンドブック」5-4 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 如何なる修行においても、修行者本人が実践し、かつ早急に掌握して初めて、適切な修行であると言える。 もし、修行が修行者を掌握する(=…

FDC資料「37道品ハンドブック」5-3 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「精進根」とは「精進」の事で、合計二種類ある。 1、自然精進 2、修習精進 また、別の分類方法では、 1、身精進 2、心精進。 「自然精…

FDC資料「37道品ハンドブック」5-2 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「信仰」は一般の人々を、布施、戒律(+の守護)、初級的な禅定、色々な実践に導くことができるが、これを「自然信」と言う。 この種の「…

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』4-1

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 4、無間縁(Anantarapaccayo) 無間縁とは、縁法に属する名法であって、縁生法の名法の、それが滅尽した後、(+別の名法を)即刻生起せしめ、その他の名法がそれらの間に差し込まれる事のないようにする、とい…

般若の独り言~私の斜め掛けリック

私は日常的に、主婦が持つような手提げはやめて、<斜め掛けリック>を使っています(緬甸のパオ僧院で出家したSayalayなら、肩から、茶色のシャン・バッグを下げるのが本来ですが、それはちょっと横において・・・、シャン・バッグ、布製で、口があいている…

FDC資料「37道品ハンドブック」5-1 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 第五章 五根 「根」(Indriya)は、支配者によって掌握される行為を言う。そうであるが故に、「根」と呼ばれる。 いわゆる「支配者によって…

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』3-17

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 2、精進俱生増上縁 《本生経》の中で、ある一人の菩薩の物語は、「精進神足」の説明に該当する。 ある時、菩薩は大勢の人々と、船に乗って遠くへ出かけたが、その途中、船は暴風雨に出会い、あっという間に沈没…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-11 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) もし、どれか一つの「神足」が打ち建てられたならば、それぞれの「如意」は、己自身の「ハラミツ」によって、証得できるのは、確実である。…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-10 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 仏陀は以下のように言う: 精進・努力して「欲神足」を開発すべし。 精進・努力して「勤神足」を開発すべし。 精進・努力して「心神足」を…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-9 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 修行者は、四種類の「神足」の内の一つでも具備していれば、今生または来世において、天人となることができ、また、己自身の「ハラミツ」に…

般若の独り言~わんこのプライド

我が家には、愛犬が一匹(白いペキニーズ)がいます。 七年前、佐賀の山の中を彷徨っていたのを、登山者が通報し、動物愛護センターに引き取られたのですが、素行が悪かったもので(山の中に捨てられた怒りからか、センターの職員を噛んだらしい)、即、殺処…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-8 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「観」(Vīmaṁsa)とは、明確にはっきりと地獄、輪廻における巨大な痛苦を覚知する事の出来る知識または智慧を指す。 この種の知識は、明確…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-7 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「心」(Citta)は、修行者が、仏法に接触したり、仏法を聞いたりした時、「如意」に固着(=執着)する事を言う。 この種の固着は、極めて…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-6 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「勤」(viriya)は、四種類の特徴を持つ正勤・精進を言う。 「勤」を有する修行者は、精進・努力しさえすれば、目標に到達できるのだとい…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-5 ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) ちょうど、ビンビサーラ王(《小部》(戸外経))や、ヴィサーカ居士、及びアナタビンディカ長老(《法句経注疏》第一偈頌、参照)の例のよ…

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』3-16

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 1、欲俱生増上縁 「欲神足」が生起する時、それと同時に生起する名色法を、縁生法と言う。それでは、縁力は何か? 俱生増上縁が縁力である。 以下に説明を加える。 仏陀の時代、名を護国(Raṭṭhapala)と言う所…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-4 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「神足」(iddhipāda)という、この文字の意味は: 「円満に証得する為の基礎を、神足と言う」である。 「神足」は合計、四種類あるが、 そ…

般若の独り言~翻訳の順序

私は、今年の2月より、月一回、福岡ダンマセンターで法話を担当する事になりました。 その時に使う資料として「37道品ハンドブック」を、中国語から日本語に翻訳して、ブログにUPしています(<FDC資料>と明記)。 同時進行の「24縁発趣論」より、「37道品…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-3 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「現証如意」(Sacchikiriyāsiddhi): 心・身の二つの方面において、「滅聖諦」を円満に実現する事。 この種の仕事には、煩悩の制圧と、破…

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』3-15

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 二、俱生増上縁 この縁においては、縁法が縁生法を支配し、それ(=俱生増上縁)と共に生起する。この縁の縁法は、四つの神足である: 欲神足、精進神足、心神足と慧(観)神足である。 どのような時においても、…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-2 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 仏陀の教法の中には、五種類の根本的な「如意」がある。 ①「神通如意」(abhiññāsiddhi): 「第一義諦」の数目と意義を円満に分析し、認識…

FDC資料「37道品ハンドブック」4-1 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 第四章 四神足 今、私は、「神足」(iddipādas<ママ>)について、簡単に説明する。 この文字の解釈は「円満な境地を証得する(ijjhanaṃ i…